古書の買取でご自宅へ伺うと、本以外にもさまざまなものがあります。

本棚や家具、洋服、ブランド品、金属製品、機械類、古い紙資料。

そして多くの場合、依頼される方が困っているのは「この本はいくらになるのか」だけではありません。

何を残して、何を手放し、どのように整理すればいいのか。

そこまで含めて困っていることがあります。

壁一面の書棚と床に積まれた大量の蔵書。椅子や額装作品もある蔵書家の書斎


私は、本の仕事を始める以前から、いくつもの分野で「もの」を実際に扱ってきました。

アパレルでパターンを引き、デザインをすること。

絵を描くこと。

機械を修理すること。

鉄屑を選別し、処理へ回すこと。

オークションハウスで売買すること。

海外へ発送すること。

一つの分野に留まらず、素材も、流通も、値のつき方も、手を動かして見てきました。

そのため、本以外のものについても、ある程度であれば価値の有無や、それぞれに適した手放し方を判断できます。

古書として残すもの。

別の市場で価値を持つもの。

資源として循環させたほうがよいもの。

専門の業者へ相談したほうがよいもの。

すべてを一つの方法で片付けるのではなく、品物ごとに出口を考えます。


本は、本として残すべきものを選びます

すべての本に、古書としての市場価値があるわけではありません。

一方で、一見すると何でもない本の中に、残すべき資料や、探している人がいる本が混ざっていることもあります。

だからこそ、最初から一括して処分するのではなく、まず一冊ずつ見ます。

販売することが難しい本については、無理に商品として抱えるのではなく、資源として循環させる方法も含めて考えます。

大切なのは、すべてを残すことでも、すべてを捨てることでもありません。

一度見てから判断することです。


本以外のものも、ご相談ください

蔵書を整理していると、本以外のものが出てくることがあります。

先に挙げたような家具や洋服、ブランド品、機械類、古い紙資料など。

私自身で価値を判断できるものについては、その場でお話しできます。

専門外のものについては、無理に判断しません。

分からないものは「分からない」とお伝えし、必要であれば、その品物に適した専門業者や処分方法を考えます。


「どこから手をつければいいか分からない」状態でも構いません

本を紐で縛ったり、箱に詰めたりしておく必要はありません。

本棚に入ったままでも構いません。

大量の蔵書がある場合には、まず残すものと手放すものを確認しながら整理していきます。

蔵書の整理そのものについては、本の整理・蔵書整理についてのページでもご説明しています。

無料の範囲

本の査定、蔵書の選別、買い取る本の梱包と運び出し。ここまでは買取に含まれ、費用はいただきません。

費用をいただく場合

買取の対象にならないものの仕分けや、お部屋全体の片付けが作業の中心になる場合です。このときは、内容を確認したうえで費用をご相談させてください。

買取が成立した場合は、その費用を買取額から差し引きます。蔵書の量によっては、実質のご負担がないこともあります。

金額は、写真の確認、または現地を拝見したうえで、着手前にお伝えします。作業を終えたあとに追加でご請求することはありません。

ただし、大量の家財の搬出、廃棄物の回収、専門的な処分作業など、私では対応できないものもあります。

その場合も、無理に引き受けるのではなく、別の方法をご提案します。


目的は「全部持って帰ること」ではありません

白手袋で美術書や版画を一点ずつ確認する買取査定の様子

私の仕事は、部屋を空にすることそのものではありません。

その場所に残されたものを見て、

残したほうがいいものを見つけること。
価値のあるものを、必要とする次の人へ渡すこと。
そして、それ以外のものについても適切な出口を考えること。

私にとって、残すものを選び、次へ渡す出口を考える作業そのものが、この仕事の中心です。

古書の買取を入口として、その整理までお役に立てることがあればご相談ください。

量が多い場合や、何があるのか分からない場合は、現在のお部屋の状態を写真でお送りいただくだけでも構いません。

拝見したうえで、対応できること、できないことをお伝えします。

相談も、査定も、出張も無料です。

売る前提でなくても構いません。見てもらうだけでも、一部だけでも、今回は決めなくても、大丈夫です。

まずは一度、声をかけてみてください。

※査定中や移動中で出られない場合がございます。
着信履歴を残していただければ、折り返しご連絡させていただきます

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